
日本古来の在来野菜を中心に栽培しています。
農薬や肥料を一切与えず、雑草や虫を取り除かないため、土は「畑にある枯れた雑草」や「虫たちの死骸」を、菌類や微生物、小動物の生物循環によって分解されたものが栄養となります。この活動によって畑は耕され、空気を抱き込んだやわらかな土になります。
水は雑草が適度に調整してくれるため、自然の雨や朝露(夜露)で済みます。
育て方は野菜と野菜の間隔を多くとり、1つの畑で多品種を作り、なるべく自然に近い環境になるようにしています。
この環境下では弱っている野菜や育ちの遅い野菜は淘汰され、耐え抜いた健康な野菜だけが育ちます。
また、自然農法と言っても全てを自然に任せているわけではありません。種の採種、苗作り、植付、風に負けないよう添木を付けたり、野菜がなる為の支柱を立てたり、成長に合わせ定期的に支える箇所を調整したり、野菜に日が当たるよう雑草を手作業で適度に調節したり、手間暇かけて育てています。
広い畑で少ない数を育て、手作業で手間暇かけながら、厳しい環境で育てるため収穫量が少なく、貴重な野菜となります。
このように育った野菜は過保護にしていない分、小ぶりのものが多いのですが本当の意味で安心安全です。他では味わえない野菜本来の味を生き生きと感じられる”自然味でワイルドな野菜”となります。